C型肝炎について
C型肝炎とは
C型肝炎とは、C型肝炎ウイルス(HCV)に感染することで起こる肝臓の炎症です。
感染初期は自覚症状がほとんどなく、気づかないまま慢性化することがあります。
慢性肝炎が長期間続くと、肝硬変や肝がんへ進行する可能性があります。
現在は、飲み薬による治療で高率にウイルスを排除できる時代になっています。
主な症状
急性期は無症状のことが多いですが、以下の症状がみられることがあります:
- 倦怠感
- 食欲不振
- 吐き気
- 黄疸
- 尿の色が濃くなる
慢性期では自覚症状が乏しく、健康診断で肝機能異常を指摘されて発見されることが多いです。
感染経路
C型肝炎ウイルスは血液を介して感染します。
- 過去の輸血(1992年以前)
- 注射器の共用
- 医療行為(過去の不十分な感染対策)
- 刺青・ピアスなど
日常生活(食事・入浴・会話など)で感染することはありません。
放置するとどうなる?
慢性C型肝炎を放置すると、
- 肝線維化
- 肝硬変
- 肝不全
- 肝がん
へ進行する可能性があります。
しかし現在は、**直接作用型抗ウイルス薬(DAA)**により高い確率で完治が期待できます。
早期発見・早期治療が重要です。
検査について
血液検査
- HCV抗体
- HCV-RNA
- AST・ALT
- 肝機能検査
画像検査
- 腹部超音波(エコー)
- 必要に応じてCT・MRI
その他
- 肝線維化評価
- 腫瘍マーカー(肝がんスクリーニング)
治療方法
抗ウイルス療法
- 直接作用型抗ウイルス薬(DAA)
多くの場合、8〜12週間の内服治療でウイルス排除が可能です。
定期フォロー
治療後も肝線維化が進んでいる場合は、
肝がんの定期的なスクリーニングが必要です。
受診の目安
以下の場合は医療機関受診をおすすめします。
- 健康診断でHCV抗体陽性を指摘された
- 肝機能異常を指摘された
- 過去に輸血歴がある(特に1992年以前)
- 倦怠感が続く
- 家族にC型肝炎の方がいる
当サイトについて(開業準備中表記用)
本ページは、大分市に開業予定の消化器内科・内視鏡専門クリニックの開業準備サイト内の疾患解説ページです。
現在は開業準備段階であり、診療行為は行っておりません。
※ 本ページの情報は一般的な医療情報の提供を目的としており、診断・治療に代わるものではありません。症状がある場合は、医療機関への受診をおすすめします。
C型肝炎 よくある質問(FAQ)
Q1. C型肝炎はどのように感染しますか?
A. 主に血液を介して感染します。過去の輸血や医療処置、注射器の使い回しなどが原因となることがあります。
Q2. 自覚症状はありますか?
A. 初期はほとんど自覚症状がなく、慢性化すると倦怠感や肝機能異常が出ることがあります。
Q3. 治療は可能ですか?
A. はい、現在は経口抗ウイルス薬(DAA療法)でほとんどの患者さんが治癒可能です。
Q4. 感染しているかどうかはどうやってわかりますか?
A. 血液検査でHCV抗体とウイルス量(HCV RNA)を確認します。