腫瘍マーカーとは
腫瘍マーカーとは、がん細胞や正常な細胞ががんに反応して作り出す物質を血液で測定する検査です。
消化器内科では、がんが疑われる場合の診断の補助や、治療後の経過観察、再発の確認などに利用されます。
ただし、腫瘍マーカーだけでがんを診断したり否定したりすることはできません。胃がんや大腸がんなどの早期がんでは正常値のことも多く、良性の病気や喫煙などで高くなる場合もあります。
Oita GI Clinic(仮)では、診察や血液検査、胃カメラ、大腸カメラ、腹部エコー、CT検査などと組み合わせながら、必要に応じて腫瘍マーカー検査を行い、正確な診断に努めます。
このような方に腫瘍マーカー検査をおすすめします
次のような方は、腫瘍マーカー検査を行うことがあります。
- 胃がんや大腸がんなどが疑われる
- 健康診断で異常を指摘された
- 体重減少や食欲不振が続いている
- 原因不明の貧血がある
- がん治療後の経過観察を行っている
- がんの再発が疑われる
- 医師が必要と判断した場合
症状や診察結果をもとに、必要な方へ検査をご案内します。
主な腫瘍マーカー
CEA
CEAは、消化器がんをはじめ、さまざまながんで上昇することがある腫瘍マーカーです。
特に大腸がんの治療後の経過観察によく用いられます。
一方で、喫煙者や炎症性疾患でも高くなることがあります。
CA19-9
CA19-9は、膵がんや胆道がんで高くなることがある腫瘍マーカーです。
胆石症や胆管炎などの良性疾患でも上昇することがあります。
AFP
AFPは、肝細胞がんの診断や経過観察に用いられます。
慢性肝炎や肝硬変でも高くなることがあります。
PIVKA-II
PIVKA-IIも肝細胞がんで高くなることがある腫瘍マーカーです。
AFPと組み合わせて評価することが多くあります。
当院の腫瘍マーカー検査の特徴
必要な方へ適切に検査を行います
腫瘍マーカーは、すべての方に行う検査ではありません。
症状や病歴、健康診断の結果などをもとに、必要と判断した場合に検査を行います。
他の検査と組み合わせて診断します
腫瘍マーカーだけでは診断できない病気も多くあります。
当院では、必要に応じて次のような検査を組み合わせます。
- 血液検査
- 胃カメラ検査
- 大腸カメラ検査
- 腹部エコー検査
- CT検査
それぞれの検査結果を総合的に評価し、診断につなげます。
必要に応じて専門医療機関と連携します
精密検査や専門的な治療が必要な場合には、適切な医療機関をご紹介します。
腫瘍マーカー検査の流れ
① 外来受診・診察
症状や既往歴、健康診断の結果などを確認し、腫瘍マーカー検査が必要かどうかを判断します。
② 採血
腕の静脈から採血を行います。
通常は数分で終了します。
③ 結果説明
検査結果をご説明し、必要に応じて追加検査や治療をご提案します。
検査前の注意事項
通常は特別な準備は必要ありません。
他の血液検査を同時に行う場合には、食事制限をお願いすることがあります。
詳しくは受診時にご案内します。
よくある質問
腫瘍マーカーが正常なら、がんではありませんか?
いいえ。
早期のがんでは腫瘍マーカーが正常のことも多く、正常だからといってがんを完全に否定することはできません。
腫瘍マーカーが高いと必ずがんですか?
いいえ。
喫煙や炎症、肝炎、胆石症などの良性疾患でも高くなることがあります。
健康診断として腫瘍マーカーを受けた方がよいですか?
一般的には、腫瘍マーカーだけでがん検診を行うことは推奨されていません。
症状や年齢に応じて、胃カメラや大腸カメラなど適切な検査を受けることが大切です。
腫瘍マーカーだけで胃がんや大腸がんは見つかりますか?
いいえ。
胃がんの診断には胃カメラ、大腸がんの診断には大腸カメラが最も重要です。
消化器専門医からひとこと
腫瘍マーカーは、がんの診断を補助したり、治療後の経過を確認したりするために役立つ検査です。
しかし、腫瘍マーカーだけでがんを診断することはできません。
当院では、患者さんの症状や健康診断の結果をもとに、胃カメラ、大腸カメラ、腹部エコー、CT検査などを適切に組み合わせ、必要な検査をご提案します。
健康診断で異常を指摘された方や、気になる症状が続く方は、お気軽にご相談ください。
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本ページは、大分市に開業予定の消化器内科・内視鏡専門クリニックのご案内ページです。現在は開院準備中であり、診療は行っておりません。
※本ページは一般的な医療情報の提供を目的としており、個々の症状に対する診断や治療に代わるものではありません。症状がある方や健康診断で異常を指摘された方は、医療機関へご相談ください。
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