好酸球性食道炎

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好酸球性食道炎とは

好酸球性食道炎(こうさんきゅうせいしょくどうえん)は、アレルギーが関係すると考えられている食道の慢性的な炎症性疾患です。

食道の粘膜に「好酸球」という白血球が多く集まり、炎症を起こすことで、飲み込みにくさや食べ物がつかえる感じ、胸やけなどの症状が現れます。

近年、日本でも患者さんが増加しており、胃カメラをきっかけに見つかることも少なくありません。

また、2025年から指定難病の対象となった病気です。ただし、すべての患者さんが指定難病となるわけではなく、診断基準や重症度基準を満たした場合に医療費助成の対象となります。

Oita GI Clinic(仮)では、胃カメラによる観察と必要に応じた組織検査(生検)を行い、適切な診断と治療をご提案します。


このような症状はありませんか?

次のような症状がある方はご相談ください。

  • 食べ物がつかえる感じがする
  • 飲み込みにくい
  • のどのつかえ感がある
  • 胸やけが続く
  • 胸の痛みがある
  • 食事に時間がかかる
  • 食べ物が途中で止まる感じがする
  • 胃酸を抑える薬を飲んでも症状が改善しない

好酸球性食道炎の主な原因

はっきりとした原因は分かっていませんが、アレルギー体質との関連があると考えられています。

気管支喘息、アレルギー性鼻炎、花粉症、アトピー性皮膚炎などを合併している方も少なくありません。

一方で、アレルギー疾患がなくても発症することがあります。


考えられる病気との鑑別

逆流性食道炎

胸やけや胸の違和感など症状が似ています。

胃酸を抑える薬で改善しない場合には、好酸球性食道炎を疑うことがあります。

食道がん

食べ物がつかえる症状では、食道がんとの鑑別が重要です。

胃カメラで詳しく確認します。

食道アカラシア

食道と胃のつなぎ目が十分に開かなくなる病気です。

飲み込みにくさや食べ物のつかえ感など、症状が似ることがあります。

機能性ディスペプシア

胸や胃の不快感を伴うことがありますが、胃カメラや症状から区別します。


放置するとどうなる?

炎症が長く続くと、食道が硬くなったり狭くなったりして、食べ物が通りにくくなることがあります。

進行すると、食事中に食べ物が食道に詰まり、緊急で内視鏡治療が必要になることもあります。

症状が軽いうちに診断・治療を開始することが大切です。


検査について

症状や診察結果に応じて、次のような検査を行います。

  • 胃カメラ検査
  • 食道生検(組織検査)
  • 血液検査(必要時)

胃カメラでは、食道の縦方向の溝や白い斑点、リング状の変化など特徴的な所見を認めることがあります。

ただし、見た目だけでは診断できないこともあるため、食道から組織を採取し、顕微鏡で好酸球の数を確認することが重要です。


治療について

治療は症状や重症度に応じて行います。

  • 胃酸を抑える薬(PPI・P-CAB)
  • ステロイド製剤(飲み込むタイプ)
  • 食事療法(原因食品が疑われる場合)
  • 必要に応じて食道拡張術

多くの患者さんでは薬によって症状の改善が期待できます。


日常生活で気を付けること

  • ゆっくりよく噛んで食べる
  • 一度に大量に食べない
  • 食べ物がつかえやすい場合は無理をしない
  • 症状が改善しても自己判断で治療を中断しない
  • 定期的に胃カメラで経過を確認する

このような症状は早めに受診してください

次のような症状がある場合は、早めの受診をおすすめします。

  • 食べ物が頻繁につかえる
  • 飲み込みにくさが続いている
  • 胸やけが治らない
  • 食事中に食べ物が詰まった
  • 体重が減ってきた
  • 胸の痛みを伴う

よくある質問

好酸球性食道炎は珍しい病気ですか?

以前はまれと考えられていましたが、近年は患者さんが増加しており、胃カメラ検査で見つかることも多くなっています。

胃カメラだけで診断できますか?

胃カメラで特徴的な所見がみられることがありますが、診断を確定するためには食道の組織を採取する生検が必要です。

完全に治る病気ですか?

薬で症状や炎症をコントロールできることが多い病気ですが、再発しやすいため、継続的な治療や定期的な経過観察が重要です。


消化器専門医からひとこと

好酸球性食道炎は、以前は比較的まれな病気と考えられていましたが、近年では診断される患者さんが増えている病気です。

「食べ物がつかえる」「飲み込みにくい」といった症状を年齢のせいと考えて放置している方もいますが、適切な治療によって症状が改善することも少なくありません。

また、2025年からは一定の条件を満たす患者さんが指定難病の対象となり、この病気の重要性がより広く認識されるようになりました。

当院では、胃カメラと必要に応じた生検を行い、患者さん一人ひとりに適した治療をご提案します。飲み込みにくさや食べ物のつかえ感が続く場合は、お気軽にご相談ください。


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当サイトについて(開業準備中)

本ページは、大分市に開業予定の消化器内科・内視鏡専門クリニックのご案内ページです。現在は開院準備中であり、診療は行っておりません。

※本ページは一般的な医療情報の提供を目的としており、個々の症状に対する診断や治療に代わるものではありません。症状が続く場合や気になる症状がある場合は、お早めに医療機関へご相談ください。

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